Tomo Tomのアメリカ生活!!

ロサンゼルスでインターンシップをしている23歳です!アメリカでの生活や留学のためになる情報を伝えていきます。

海外留学は就職活動に影響を与えるのか!?

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こんにちは!

今回は、僕も留学している身なので、「海外留学は就職活動に影響を与えるのか!?」を考えたいと思います。

 

それを話す前に、日本人の留学状況やそもそも留学の定義から始めたいと思います。

 

留学

留学とは他の土地、特に海外に行って、そこの学校などで一定期間勉学すること。

*1

 要するに、明治初期の岩倉使節団のように西洋の文化を学んだり、言語を勉強したりすることが留学と言えます。

 

日本の留学者状況

文部科学省によると、

(1)日本人の海外留学者数
 OECD、ユネスコ、米国国際教育研究所(IIE)等の2013年統計による日本人の海外留学者数(原則として、交換留学等の短期留学は含まない。)を集計したところ、55,350人であり、留学者数の多い国は、アメリカ合衆国19,334人、中華人民共和国17,226人、台湾5,798人でした。

 

この55,350人というのは、2004年を約80,000人いた時と比べると段階的に少なくなってきています。

ただ、文部科学省によると、

 (2)大学等が把握している日本人学生の海外留学状況
 独立行政法人日本学生支援機構が実施している「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」(交換留学等の短期留学を含む。)によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学状況については、短期の留学を中心に留学生数が増加しており、平成26年度(2014年度)は81,219人(対前年度比11,350人増)でした。
 留学者数の多い国は、アメリカ合衆国18,769人(対前年比1,975人増)、カナダ7,373人(対前年比759人増)、オーストラリア7,276人(対前年比884人増)でした。(別紙2)
 近年は学位取得等を目的としない短期の留学が先進国等において増加傾向にあり、日本人の海外留学についても同様の傾向が見られます。海外留学の現状をより正確に把握するため、このような留学も含めて調査することとしています。

 つまり、海外の4年制の大学に入学したりする人は減っているが、短期的な留学や交換留学などは増えてきているということです。

 

なので、皆さんの実感ベースでもあるように、短期などを含めれば、留学したことある人は増えています。

それには、2013年に日本再興戦略‐JAPAN is BACKが閣議決定され、国全体で留学を促進している背景があります。

内容としては、2020年までに日本人留学生を6万人(2010年)から
12万人へ倍増させ、優秀な外国人留学生についても、2012年の14万人から2020年までに30万人に倍増させることを目指すというものです。

これを目指す理由は、一人当たりのGDPや生産年齢人口の減少により、日本が世界で教育面でも経済面でも戦えなくなると考え、世界で戦えるグローバル人材を増やすためです。

グローバル人材

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すごくふわふわしたものなので、ここでまた文部科学省が作成した資料の中にあったグローバル人材の定義を紹介したいと思います。

○ 「グローバル人材」の概念を整理すると、概ね、以下のような要素。
要素Ⅰ: 語学力・コミュニケーション能力
要素Ⅱ: 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
要素Ⅲ: 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
○ このほか、幅広い教養と深い専門性、課題発見・解決能力、チームワークと(異質な者の集団をまとめる)リーダーシップ、公共性・倫理観、メディア・リテラシー等

 

僕は短期留学であれ、長期留学であれ、上記のような要素を伸ばすことが出来るため、よって留学はグローバル人材の育成の一助となっていると結論付けます。

また、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が2011年に留学経験者を対象にした

調査では、学べたこととして、視野が広がった、語学力、異文化、国際感覚を挙げており、グローバル人材の要素と言える能力が留学で得られたと認識されています。

 

つまり、留学は短期、長期に関わらず、グローバル人材を生み出しています。

 

次に、実際に企業がどのように人材を理解しているのかを考察します。

経団連が2015年の新卒採用の実態をアンケートした結果が以下のようになっています。

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1位コミュニケーション能力(85%)、2位主体性(60%)、3位チャレンジ精神(54%)となり、語学力は5.4%です。

また、日本企業に経営課題についてアンケートしたところ、グローバル化は12位で、上位は収益化、売上シェア拡大でした。

つまり、民間企業は、言語能力などは求めておらず、人としての基礎の部分を大切にしているということです。もっと考えると、文部科学省が求めるほどのグローバル人材は企業の採用では評価されていないということです。なぜなら、言語は高い評価を得ず、グローバル人材の要素Ⅲは基準にすら入っていない。

 

では、採用したいと思わせる留学とは何か?

それは、何かでコミュニケーション能力を発揮し、主体性のある行動をした留学です。ただ、短期、長期留学という行為自体はそれらの要素を反映したものではありません。つまり、留学というネームバリューはあまり就職活動には、影響は与えません。しかし、留学で何をやったか言えることは非常に重要です。留学では、コミュニケーション能力が必要な部分は多く存在します。その内容がしっかりある人は上手く留学というブランドを使えそうです。

 

結論

もし、就職活動のための留学であれば言語ではなく、他の人を巻き込み、自主的に動く留学を意識したほうが良いです!

今回は就職活動に海外留学は影響するのかを考えました。もちろん、多くのひとは就職活動のためではなく、他の何かを求めて留学していると思います。僕も、世界で働いてみたいと思い、ビジネススキルや英語を勉強しています。そういう人は、就職活動などの短期的利益を求めるのではなく、これから来る未来への長期投資を考えた方が良いと思います!僕は、留学した時から、留学での経験は30歳から花が開くと信じています。

 

もう一度、話は戻りますが、就職活動のために留学する人は、ぜひ言語ではなくコミュニケーションや自主性を高めるような留学を送ってください!

就職活動のために留学している人はぜひ考えてみてください(^^)/

 

【参考資料】

若者の海外留学を取り巻く現状について

http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ryuugaku/dai2/sankou2.pdf

グローバル人材の育成について

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/02/14/1316067_01.pdf

企業におけるグローバル人材の育成確保のあり方に関する調査研究報告書 http://www.bpfj.jp/act/download_file/68127081/50036936.pdf

2015 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果の概要

http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/012_gaiyo.pdf

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*1:明鏡国語辞典